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一般社団法人OWL

1.背景

観光地など地方創生におけるコミュニティの形成は、地域内のコミュニティと、隣接地域を連合したコミュニティ、そして地域と無関係なSNSなどバーチャル空間でのコミュニティに分類される。
東京一極化の問題もあり、地方では高齢化、人口減少などの社会課題が顕著になってきている。市区町村などの各地域や自治体などのコミュニティによって、地方創生やDMOを進めているが、コミュニティの活動に成功事例は多くない。
地域のコミュニティには、地域内コミュニティ、隣接した地域のコミュニティ連合、地域を限定しない特定の目的を持ったリアルやバーチャル空間を中心としたコミュニティが形成されているためである。

2.目的

日本円とは独立したモノとコトの媒介として、本コミュニティ通貨を新たな地域の媒介として観光事業者や観光旅行者に実装し、リアルとバーチャルを融合した地域内外の新たなコミュニティ形成を促しながら、新たなユースケースを探索する。

3.方法

観光事業者の集まるポータルサイトを作り、参加した観光旅行者のみが利用できる通貨を発行する。観光事業者と観光旅行者に、本コミュニティ通貨の役割、すなわち「観光地に対する経済促進」の説明を行う。
その上で、以下の集団に実装することで、コミュニケーション促進の有効性を評価する。
1. 加速的に観光旅行者がコミュニティに参加するように3x3.EXE(3on3のバスケットボール)スポーツチームを保有し、ファンクラブをつくって運営する。ファンクラブ会員に対して本コミュニティ通貨を用いて事業運営を行う。(資料1)
2. 観光事業者同士の会議を行い、地域創生に向けた新規事業の立ち上げやイベントにおいて、本コミュニティ通貨を用いて事業運営を行う。

4.期待される成果

1. 本コミュニティ通貨の利用による、各地域の観光事業者の経済成長
2. 本コミュニティ通貨のユーザーが社会一般に広がる
3. 本地域以外にもスポーツチームによる観光地域の活性化が行われる

3c3sOWL_HP1.png

プレゼン資料

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