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JINENコミュニティウェルビーイング

1.実証実験の概要

JINENコミュニティウェルビーイング・プロジェクトは、組織や地域社会における“良質なつながり”と“個人のウェルビーイング”を両立させるための実証プロジェクトです。JINEN株式会社が主導し、顔と名前が一致する小規模なコミュニティを対象に、独自のコミュニティ通貨を活用することで、メンバー間のつながりやネットワーク構造を可視化・分析し、それをもとにコミュニティの状態管理と改善を行います。

本プロジェクトでは、通貨のやり取りによって所属意識を高め、メンバーのエンゲージメント向上や採用力の強化、報酬構造の柔軟化など、企業活動にも好影響を与えることを目的としています。また、メンバーが安心して参加できる環境を整えることで、コミュニティ全体の持続的発展と個々人の幸福感の向上を目指します。プロジェクトは福利厚生を通じた通貨利用や、イベント・新規参加者の状況などの状態指標をもとに、質の高いコミュニティ運営モデルを検証・構築していきます。

2.期待される成果

  • 福利厚生利用

    • エンゲージメント向上: コミュニティ通貨(ポイント)の活用により、メンバー間で所属意識を強化し、アイデンティティを形成。

    • 経費削減: 独自通貨を報酬の一部にすることで、金銭以外の価値を組織内に感じさせ、法定通貨による固定報酬の削減を期待。

    • 採用力向上: 独自性のある取り組みのPRによってJINEN社への関心が高まり、採用力を強化。

  • コミュニティ単位での状態管理

    • 目指すべき指標の明確化: コミュニティ通貨の流れを可視化し、共通認識を持ってプロジェクトを推進。

    • ウェルビーイング向上: 明確な指標に基づき運営を進めることで、メンバーの安心感を高め、ウェルビーイングを向上させる。

    • 結束と新たな価値創造: メンバー間の結束を促進し、コミュニティ全体の価値向上や新しい価値の創出を実現。

3.事業化または社会実装に関するチームの考え

実証実験によって得られる効果が確認された後は、企業・地域・学校など多様なコミュニティへの実装を推進していく計画です。その際には、単なる実験にとどまらず、持続可能なビジネスモデルを構築し、営利事業として展開することで、資本主義社会においてもコミュニティの価値が正当に評価され、コミュニティ通貨の意義が損なわれることなく本質的に社会に定着していくことを目指しています。

 

また、弊社ではAIを活用したコミュニティ状態の管理ツールを開発しており、アラート機能によって運営改善を支援します。将来的には他システムとの連携も視野に入れ、より高度なコミュニティマネジメントの実現を目指しています。

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