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MITO プロジェクト


本プロジェクトが目指すこと
 

・高校生がアプリを使い、地域での役割と関わりを増やすとともに実際に地域で役立つテクノロジーに触れる。
・地域通貨 未杜(みと)の想いや実績を引き継ぎ、地域で暮らす⼈々のコミュニティや経済を活性化する。

※氷上⻄⾼校、CodeForSasayama+Tamba、元NPO 丹波まちづくりプロジェクト⾚井俊⼦さんにご協⼒をお願いします


フェーズ1
 

氷上西高校の課外活動として、CCL(Computer Curriculum License)部・まちづくり部を中⼼に地域通貨を利用する。
提供case:
・イベントのボランティアスタッフ
・地域の情報発信 など
使⽤case:
・キヌイチ
・佐治倶楽部内のサービス など

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フェーズ2

 

地域通貨の活用サークルを氷上西高校外に展開。
高校生が地域で役割を果たし、地域通貨を受け取る。
従来の未杜会員を中⼼に、高校生が使いたくなるサービスについて考える機会を創出。地域での使用エリアを広げる。
協力:氷上高校→グライネ(若者⽀援団体、氷上高校で授業を行なっている)
柏原高校→まちづくり柏原(柏原の商店街が中心のまちづくり会社) など

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フェーズ3

 

商工会や地元店舗とも連携し、1〜2 割程度の地域通貨と円での併用支払い場所を広げる。
地域内のコミュニケーションと共に商⼯経済も活性化を図る。
・送迎
・IT サービス
・飲食サービス
・託児
・野菜 などなど

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補足


地域通貨 未杜(みと)


2001 年から⾚井俊⼦さんを中⼼に、新しいコミュニティを創造する会のちNPO 法⼈丹波まちづくりプロジェクトにて運営。⼈権・環境・共⽣をテーマに多いときは120 名を超える会員がお互いのできること得意なことを提供し合い活動。2018 年にNPO 解散の意向を発表。


「18 年間の歴史があるだけに、市内外でも未杜の名前はある程度知られており、全国から視察が来ています。また、未杜の名前は、未来の森を意味します。日本海に流れる由良川と瀬戸内海に流れる加古川の源流である丹波地域では30 年前から「丹波の森構想」という水源地域の誇りをもち、自然や文化、田園風景を丹波の人だけでなく関わる人みんなで子どもたちにつないでいこうという意識を育んできました。未杜がこのまま消えてしまうのはとても惜しい。」

丹波市と⾼校

 

丹波市は⼈⼝約6万8千⼈。2004 年に氷上郡の⻘垣町、市島町、柏原町、春⽇町、⼭南町、氷上町の6町が合併。市内に⾼校は3 校(すべて兵庫県⽴)。進学率の⾼い柏原⾼等学校(柏原町)、農・商業科の氷上⾼等学校(春⽇町)、1学年1クラスの氷上⻄⾼等学校(⻘垣町)。
 

「高校生は徒歩や自転車と公共交通を利用するため、必然的に高校所在の地域との関わりが大きくなります。市内3 校それぞれに地域と関わりを持ち、各高校の特色を活かして地域から愛されています。氷上西高校は、最も人数が少なく、少子化の中で存続していくために地域から必要とされる高校であることを目指し、地元のお祭りなど積極的に参加しています。その為にこの地域通貨の活用は動きの取りやすい氷上西高校から始め、ゆくゆくは高校をまたいだIT サークルを目指します。」

佐治倶楽部
 

⻘垣町佐治の空き家を活⽤したコミュニティサークル。関⻄⼤学の建築学科OB による佐治スタジオ、⾐川會館などを中⼼にBAR や華道教室、キヌイチ(⽉に1回のマルシェ)を⾏なっている。


「氷上西高校から始めるもう一つの理由が、歩いていける範囲で佐治倶楽部が活動していることです。毎月いろんなイベントを地域密着型のコミュニティでもあり、高校生の参画を応援してくれます。」

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グライネ
 
若者⽀援を⾏なっている⿅⾁料理店やパン屋の店主など地元の事業者10 名ほどの団体。氷上⾼校で企業経営の授業をおこなっている。


「氷上高校に協力をお願いする際は、グライネさんを中心にお願いしようと思っています。グライネのメンバーは実際に自分たちが店舗経営をしておりその経験を活かして、ビジネス思考を氷上高校の生徒に教えています。氷上高校では農業科がシクラメンを販売や、食品加工科がクッキーを販売したりしており、地域通貨は使いやすいかと思います。」

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まちづくり柏原

 

柏原町の商店街が役員を務める株式会社。中⼼市街地活性化事業を⾏い、ハード整備、テナント活⽤などを⾏なってきた。中⼼市街地活性化事業は今期2期⽬。コンテンツ企画などソフト⾯の充実を予定している。


「柏原には商店街が残っており、(株)まちづくり柏原の他、観光まちづくりの会丹波ハピネスマーケットなどイベント毎も多く開催されています。関西学院大学のスタジオもあり、学生の応援に前向きな環境です。」

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その他
 

「従来の未杜では、高齢者が多く、スマホや携帯も持たない人の方が利用頻度が多かったことを赤井さんも懸念されていたので、定期的に対面で本人の利用状況や周りの情報を共有する場をもつ等の考慮を忘れずに行いたい。高齢化が進む地域活動において、IT 面で高校生が活躍することにより、年長者の知識のアーカイブ、若者への情報発信など、年代を超えた地域コミュニティが広がる可能性を感じています。また、コミュニティと経済が活性化することで地元商店へも良い影響を期待します。湯山が行なっているママ向けパソコン講座、子ども向けプログラミング教室などには積極的に地域通貨を活用していきたいと考えます。」

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