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TKF PROJECT.

1.TKF PROJECT.とは

TKF PROJECT.は学生支援活動を行う団体である。より具体的には就活支援活動、新入生支援活動、飲食店支援活動等を行っている。

就活支援活動においては約300人の学生が、オンラインチャットツールSlackに参加をしており、その中で就職活動のノウハウの共有や就活の支援をするコミュニティが形成されている。

新入生の支援活動としては、オンライン上のビデオチャットツール“Zoom”を用いた「オンライン新入生歓迎会」を開催し、コロナ禍で部活サークルの情報を得ることができない新入生と、新入生にアプローチすることができない部活サークルを支援するイベントを開催するなどしている。新入生の規模は800人ほどであり、主に北海道大学の学生の大規模なコミュニティを形成しつつある。

飲食支援事業は、TKF PROJECT.が抱える学生のコミュニティと飲食店をつなげることで飲食店の支援を行い、地域活性化を目指すものである。具体的には、TKF PROJECT.が展開するHPにおいて地域の飲食店紹介及びクーポンの掲載を行い、TKF PROJECT.が抱えるコミュニティでの宣伝を行っている。掲載する飲食店は約40店舗である。

2.地域の課題

学生支援活動における課題

学生のキャリア形成を支援しようという活動はこれまでにも数多くのものが存在したが、このような活動団体は多くが長続きしない。原因としては、支援という行為に対するリターンが存在せず、あくまでボランティア的に活動を行うため、理念を持った創設者が去った後に活動が継続していかないという問題がある。そのため、支援活動や学生間のコミュニケーションが活発かつ高い水準で行われ、持続していくようなコミュニティは存在しないといえる。

3.実験の目的

コンソーシアムの事業内容の一つに「地域が抱える社会問題とその解決方策に関する調査及び提案」があるが、本実験では、「コミュニティ通貨の導入による、
①コミュニティ内の支援活動の活性効果
②コミュニティの規模拡大・継続の効果を検証し、地域が抱える学生の支援活動における課題を解決すること」を目的とする。

4.実験の内容

実験は、TKF PROJECT.が抱える学生のコミュニティと地域のコミュニティを、コミュニティ通貨を用いることでつなぎ、活性化させる。具体的には以下の仕組みを考えている。

①TKF PROJECT.の学生コミュニティ内部で行われる支援活動に対して、リターンとして通貨が支払われる

②通貨は学生コミュニティ外部の商品や価値と交換できる。例えば、食事券や旅行券など。

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​TKF サービス紹介資料

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